ダイエットのリバウンド防止には、停滞期を見越した計画を立てましょう!


こんにちは、幡ヶ谷・初台のパーソナル整体院「トータルボディケアGAIA (ガイア)」です。

 

季節がらか、ダイエットのご相談やご質問を多く頂きますのでもう少し書いてみますね。

 

以前、運動だけで痩せるのは難しいという話をしました。


しかし運動しておかないと、リバウンドしやすいのもまた然りです。


無理な食事制限や、断食ダイエットなんてものもありますが、極端に食事を摂らないで痩せた身体は、生理学上 “飢餓状態” と称されます。

 

 

そうなると生体反応としては、生命維持を最優先としますので、最小限のエネルギー消費で、身体活動を行おうと、エネルギー代謝を制御し、省エネモードになります。

 

そうです! 人間の脳と身体はとても合理主義で倹約家なのです!

 


ダイエットのプランには、予め停滞期を見越した計画を立てましょう!


 

「ダイエットのし始めは順調に体重が落ちていたのに、徐々に停滞してしまった…」 というのはよく聞く話ですが、これにも身体の順応性が関わっています。

これまで運動習慣のなかった身体に運動刺激を与えると、これに順応するべく身体は代謝機能を高めようとします。


しかし、やがて運動の刺激に慣れて身体が順応してしまうと、代謝機能も落ち着いてきて、一定の機能を保つようになってしまいます。


ここにダイエット停滞期の大きな要因があるのです。


ですから、ここを見通して運動プランを立てる必要があるんですね!(^^)b

 

 


運動量や強度は、カラダの状態によって加減しましょう!


 

まずは個々人の運動実績や、体力・体調を加味したうえで、軽い有酸素運動(ウォーキングなど)から始め、脂肪の燃焼効率を高めます。

 


運動量が物足りなくなると、色々な運動を入れていきたくなりますが、 実はここが思案のしどころです! (`・ω・´)b

 

 

以前にもお話していますが、有酸素運動の強度が高くなれば、脂肪をエネルギーの原料とする割合は低下しますし、筋トレのような運動は、直接的には脂肪をエネルギー源にしません。

 

しかし、基礎代謝や代謝機能の向上をさせることが出来ます。 (←ここが大切ですね!)

 

 

基礎代謝や代謝機能が向上すると、何気ない日常動作にも、それまでよりも余計にエネルギーが必要になります。


大袈裟な話をすれば、ただ立ってるだけでもエネルギーは消費され、これが空腹時であればじわりじわりと脂肪が消費される訳です。

 

 

そこで減量指導や運動処方のプランを立てる場合、これらの運動を経過を追ってバランス良く配置します。

 


例えば低強度の運動をする時期は、なるべく毎日最低 30分だとか、徐々に食事量とのバランスを見ながら、停滞期が来たら少し運動強度を上げて、60~90分の運動を週に 3~4日にするとか、その中に筋トレも含めて、筋量と代謝効率を高めていく等々・・・。

 


こうして、常に運動刺激にメリハリを付けることで、身体の順応を少しずつ回避していくんですね。

 

停滞期に入った時に、もう一つ見直しておきたい事があります。


特に運動量や強度を増やした後の停滞期には、疲労の蓄積による “代謝機能の低下” も関与しているかもしれません。

 


そこで、運動強度を上げる時期に週あたりの日数を減らし、ストレッチやヨガなど、滋養作用のあるエクササイズを取り入れるのも、運動刺激のメリハリに効果を発揮する場合があります。

さて長くなりましたので、また次の機会に別の角度からダイエットのお話をさせて頂きますね!