整体手技の説明


 

PNF療法(固有受容性神経筋促通法)


関節や筋肉・腱・靭帯にある “固有受容器” に特定の刺激を与え、神経筋機構の反応を促通する手法で、筋肉の運動性と神経伝達の活性化を促すものです。

 

元々は脳神経疾患などの麻痺で、運動機能が低下した患者さんに用いられるリハビリ手技の一つです。

 

PNF運動

固くなった関節に、PNFのパターン運動をしていただくことで、筋肉とその周辺組織の動きと感受性を高め、筋肉の緊張を弛めて関節可動域を改善に導きます。


徒手トレーニング

施術者の徒手による負荷で、筋力と筋出力を促し、筋肉の正しい働きを身体と神経にフィードバックさせるトレーニングを行います。


徒手負荷による関節調整

関節とその周辺組織(筋肉や腱)の拘縮した個所に圧縮的な負荷と牽引・振動等を与え、筋肉の拘縮を弛め、痛みと関節可動域の改善を促します。

 

 PNF整体の仕組みと効果

 


 

関節モビライゼーション

一般的には膝痛や四十肩などのように、関節に可動域制限や痛みがある場合のリハビリ手技の一つです。

 

関節の接合面に特定の動きを与えることで、関節内部とその周辺の筋肉・腱・靭帯をほぐし、痛みや炎症の緩和と関節可動域の改善を図ります。

 

特に手足や指などの小さい関節に効果的です。

 


軟部組織モビライゼーション

マッサージ的な要素と効果が感じられる手技で、関節の動く方向と筋繊維の走行ラインを調整しながら、拇指圧や牽引などを繰り返し筋肉の拘縮と痛みを緩和します。

 

関節の動きを伴うことで骨に近い深層部の筋肉に作用し、揉むだけではほぐれないガンコなコリが解消され、筋肉と関節のバランスを整えます。

 

 


 

オリジナルマッサージ

筋肉は収縮(力を入れる)弛緩(力を抜く)を適度に繰り返すことによって弾力性が維持されます。

 

長時間「立つ」「座る」の荷重状態が続いたり、逆に寝たきりのように使わな過ぎたりしても、筋繊維は弾力性を失って硬くなり、やがて限度を超すと炎症を起こし痛みになります。

この特性に基づいて、筋肉のポンプ運動とモビライゼーションを組み合わせ、筋繊維の乱れを整えていくGAIA独自の整体手技です。

 

よく言われる強揉みの印象はないかもしれませんが、筋繊維を傷めることが少なく、揉み返しもほとんどありません。